レナを、歴史的/言語学的視点から分析したいと思います。
St. Helenaの名で親しまれています。
私のサイトと全く同じ事を掲載していたサイトがありましたので、内容を掲載しておきます。
女の子の名前の止め字である「な」は、菜、奈、那など字面のきれいな漢字を当てられることもあって、名づけに使いやすく人気です。
この前にラ行の一文字を添えると、ラナ、リナ、ルナ、レナなど、洋風で語感のきれいな名前がいくつも作れます。しかも面白いことに、この作り方で作れる全ての名前が、海外にも同じ名前が存在する「世界に通じる名前」なのです。
今回取り上げる「れな」は、海外ではRina、Rinnaのつづりで『統治する』という意味のラテン語から変化した『女王』を意味する英語の名前レジーナReginaの愛称型です。または、『平和に満ちた』という意味のラテン語を語源に持つ名前サリナSerenaの愛称型です。Lを頭文字にするつづりのレナLenaはエレノア、ヘレン、といった女性名の愛称型として広く使われています。海外でも人気の女の子の名前です。
『世界に通じるこどもの名前』[青春出版社から発売中]より