Opera 6.x の XML サポート状況

概要

Opera 6.x では、 Mozilla と同機能の XML パーザを搭載しています。そのため、外部 DTD の検証までは行いませんし、外部 DTD に記述された実体参照の解釈も行いません。

基本仕様のサポート状況

XHTML の扱い

不具合

CSS 適用時の不具合

その他の不具合

ローカル環境で XHTML 文書を閲覧する

MIME 型と拡張子の関聯附けで、 application/xhtml+xml の設定を追加しておくと、ローカル環境で XHTML 文書を application/xhtml+xml の文書として閲覧することが出来ます。以下のように設定を行うと良いでしょう。

  1. 「File」→「Preferences」 を選ぶ。
  2. 左のアイコン群から「Applications」を選択し、「File Types」タブを開く。
  3. 「New」のボタンを押すと設定画面が現れるので、 MIME Type に application/xhtml+xml 、 File extensions に xhtml,xht を入力。 Action メニューでは、「Open with Opera」 を選択。

あとは OK を押せば、ちゃんと反映されるはずです。ただ私の経験からして、Opera を再起動しないと、開いてもソースが表示されるだけになってしまうようなので、設定後は一旦 Opera を閉じ、再び立ち上げた方がベターです。

Windows ならば、 .xhtml,xht の文書を Opera で開けるように設定すれば、尚よろしいでしょう。MSIE では html: 接頭辞の無い要素は全て XHTML の要素としては認識されないため、レンダリングが意図通りであることを確認する意味でも、 XHTML を正しく認識する Opera を用いるのはごく自然な方法であると言えます。

CDATA 区間の認識

<![CDATA[ ... ]]> は、正しく認識されます。