既にマージンが存在するul, ol, dl, blockquote 各要素に対し、 padding-bottom
と border-left-width
を同時に指定すると、下に進むにつれてレンダリングがずれていく現象です。
この現象は、 WinIE 5.5/6.0 でのみ見られる現象ですが、シェアが非常に大きい関係で、これらのバグを見過ごすことは出来ません。
padding-bottom
と border-left-width
を子要素に指定することにより、バグを回避する方法です。以下に例を示します。
blockquote p{ padding-bottom:5px; border:3px; }
ul, ol, dl, blockquoteに対し、 width:100%
を設定すれば、取り敢えずバグは抑えられます。互換モードでは要素の幅が margin, border, padding を含めて算出されるため、予め幅を設定していない限りは、レンダリングに対して影響を及ぼすことはありません。
WinIE6の厳格モードでは、要素の幅はあくまで「中身」のみなので、レンダリングが崩れることがあります。