anyName 要素

任意の要素/属性の存在を許すための要素

中身と働き

簡単な使用例

自己紹介 要素において、いかなる要素を複数個勝手に加えて良い(中身はテキスト)一方で、氏名 要素を常に必須要素として記述させたい場合は、以下のようにスキーマを作れるでしょう。

スキーマ
<element name="自己紹介">
 <interleave> <!-- 氏名要素を含め、要素の並び方は順位不同とする。 -->
  <zeroOrMore>
   <element> <!-- 氏名要素以外の任意の要素 -->
    <anyName>
     <except>
      <name>氏名</name>
     </except>
    </anyName>
    <text/>
   </element>
  </zeroOrMore>
  <element name="氏名"><text/></element>
 </interleave>
</element>
正しい XML 文書(の断片)
<自己紹介>
 <氏名>鈴木栄作</氏名> <!-- 氏名は必須要素 -->
 <職業>総理大臣</職業>
 <趣味>スキー、テニス</趣味>
</自己紹介>
間違った XML 文書(の断片)
<自己紹介> <!-- 氏名要素が欠落 -->
 <好物>鰯の丸干し</好物>
 <特技>踊り</特技>
</自己紹介>