スターオーシャン2台詞集レナ篇その4

クリクの港街

プライベートアクション

入口

クロード「しばらくクリクの街で休んで行こうか。

広場にて

フィリア「みなさん、今すぐこの街から立ち去って下さい。近い将来、この街を破滅の嵐が吹き荒れます。
レナ「ねえ。何があったの?
クロード「ああ、レナ。（…）何でも、あの人の話によると　このクリクがもうすぐ滅びてしまうんだってさ。だから、早く逃げろって…。
フィリア「今ならまだ間に合います。急いで避難をして下さい。もう時間がないんです。信じて下さい、お願いします。
彼氏「そんな事あるわけねえだろ。
女性「可哀想に、頭の方がどうにかなってしまったのかしら。

船長との話

レナ「みんながいる時の方が、いいわよね…。

出口にて

クロード「それじゃ、港に行って、エル大陸に渡ろうか。
レナ「それでは、船に乗って、エル大陸に渡りましょう。

波止場・船長に通行証を渡す

船長「船に乗りたいのか? ならば通行証を持って来い。
レナ（！）「通行証って、これの事ですか? (通行証を渡す)
船長（！）「ほう、驚いた。立派に本物じゃねえか。
レナ「当り前じゃないですか。王様からもらってきたんだから。
船長「へえ、あんたら見た目によらず、スゴイんだなあ。
クロード「ところで、いつ出発するんですか?
船長「ああ、荷が積み終わり次第出発できるぜ。
クロード「じゃあ、すぐですね。
船長（…）「んー? よく分からんねえなあ。まあ、待っててやるから街の中でも見てきたらどうだい。
レナ（ぐちゃ）「はぁ…。

広場にて; 財布を取られる

レナ「出港まで時間があるみたいだし、そこのベンチで少し休みましょう。

子供が通り過ぎる。

レナ（倒れて・ぐちゃ）「きゃっ!
クロード「ビックリしたー…。（怒）まったく、最近の子供はあやまりもせずに行っちゃうんだなあ。
レナ（…）「あれっ?
クロード（？）「どうしたんだい、レナ。
レナ（服を探って）「あれっ、サイフがない!
クロード（驚いて）「なんだって!? （ぐちゃ）きっと、さっきの子供の仕業だ。
レナ「わからない…どこかで落としたかもしれないし。
クロード「探して確かめないと…どんな子だったかな?
レナ（…・！）「小柄の男の子で、髪は青かった気がする。
クロード（！）「とにかく街の中を探してみよう。

酒樽の前

レナ（！）
クロード（子供に近附いて）「さーて、やっと捕まえたぞ…。
？？？？（振り向いて）「何するんだよ! はなせよ!!
クロード「その前に、僕らから盗んだサイフを返してくれるかな。
？？？？（汗）「な、何のことだよ? 知らないよ、サイフなんて。
クロード（怒）「本当か? ウソはついていないだろうな。
レナ（進み出て）「クロード。

子供、二人から離れる。

レナ（子供に向かって）「別にあなたが知らないならいいの。でも知っているなら教えて欲しいんだ。
？？？？（…・レナと向かい合う）
レナ「私たちはね、お金がないと旅が続けられないの。どこかでおサイフが落ちているの、見なかったかな?
？？？？（汗）「えっ、たったのあれっぽっちで旅してんの?（汗）
クロード（進み出て・怒）「やっぱりお前…!
？？？？（クロードに向かって・汗）「あ…。あう…。
レナ（クロードに向かって）「ダメよ、クロード。そんなに恐い顔しちゃ…。（子供に向かって）怒らないから教えて。お金を盗んでどうするつもりだったの?
？？？？（レナに向かって・…）
レナ「欲しいものでも何かあった?
？？？？「…欲しいものがあれば、何でも買ってもらえるよ。
レナ（？）「じゃあ、どうして?
？？？？「…みんなをビックリさせてやろうと思ったんだ。
レナ・クロード（？）
レナ「えっ？
？？？？「ボクは何もできない金持ちの子供なんかじゃない、何だってできる海の男なんだって分かって欲しかったんだ。
クロード（ぐちゃ）「それで僕らからサイフをとったのかい?
？？？？（クロードに向かって）「みんながボクのことを『お高くとまった金持ちの息子』って、遊んでくれないから…。
レナ「そういう事だったの…。
クロード「…まいったね。
クロード「とりあえず、サイフは返してもらおうかな。
？？？？（財布をクロードに手渡して）「はい…ごめんなさい。
クロード「さて、どうしようか…。
？？？？（汗）

クロードの提案

クロード（閃）「そうだ、このことは許してやるから、かわりに船が出るまでの間、僕たちにクリクの街を案内してくれないかな。
？？？？（？）「えっ?
クロード「知らない街は、その街をよく知っている人に案内してもらうのが一番だろ?
レナ（クロードに向かって）「そうだわ! クロード…。
？？？？（二人を交互に見て）「ボクが、お兄ちゃんたちを案内するの?
レナ（子供に向かって）「頼めないかな?
？？？？「ううん、やらせてよ。やってみたい。
レナ「私はレナっていうんだけど、君の名前は?
？？？？「ケティルっていうんだ。
クロード「僕はクロードだ。…よろしくな、ケティル。
レナ「じゃ、ケティル君、街を案内してくれるかな。
ケティル「うん。任せてよ。

ケティル、街を案内する

高台の屋敷

ケティル（閃）「あ、お手伝いさんしかいないや。よーし…（家政婦に近附く）
家政婦「あら、お坊ちゃま。何してらっしゃるんですの?
ケティル（汗）「あっ、あの人達にクリクを案内してあげてるんだ。
レナ「こんにちは。
家政婦「まあ…。そうなんですか? 大丈夫ですか、坊ちゃん…。
レナ（進み出て）「レナといいます。

夫人、家に入る。

夫人「あら、なにかしら?
家政婦「お坊ちゃんが、この方たちを案内しているそうですが。
夫人（！）「ウチの息子を誘拐でもしようというのかしら?
クロード「何ですか、突然?
夫人「他にウチの息子を連れている理由がないですもの。
レナ「どうしてそんな考え方しかできないんですか?
夫人「じゃあ、他にどんな考え方があるのかしら?
ケティル（…）

使用人現れる。

使用人「奥様、お出かけの用意ができました。
夫人（使用人に向かって）「ありがとう。すぐ行くわ。
夫人（ケティルに向かって）「ケティル、あなたはこの家の跡継ぎなのだから、くれぐれも軽々しい行動は慎んでちょうだいよ。（出て行く）
クロード（怒・レナに向かって）「何だよ、あれ。
レナ「ダメよ、そんな風に言っちゃ。
ケティル（汗）

広場へ…地震が始まる

レナ（？）「ゆれた?…。
ケティル「うーん、わからなかったけど。（！）そうだ、お姉ちゃん。
レナ「なーに、ケティル。
ケティル（広場を向いて）「ここは噴水広場っていうんだよ。知っていた?

選択肢1; 知っていた

ケティル「あっ、そうなの。でも、ちょっと聞いて。（下に続く）

選択肢2; 知らないふりをする

ケティル「それじゃ、ちょっと聞いてよ。

ケティル「噴水広場はみんなの広場で、レストラン、洋服屋さん、いろいろなお店があるんだよ。
レナ「へえ、そうなの。ケティルが友達と遊んでいる広場なんだね?
ケティル（汗）「えっ、あのぅ…。えーと、それより案内したんだからどこかにつれてってよ!
レナ（…）

レストラン

ケティル「いいニオイがするね。
コック（！・二人に向かって）「マスターにお話を聞いてきたのかい?
ケティル「うん、そうだよ。（レナに向かって）ねえお姉ちゃん、なんか食べようよ。
レナ「いいんですか?
コック「ああ、いいですとも。
ケティル（台所に進んで）「ねえお姉ちゃん、いろいろあるよ! （戻って）コックさん、おいしそうだね!
コック「そうだろ、おいしそうだろ。
ケティル（レナに向かって）「えーと、あそこにあったのは、
- トムヤンクン
- くさや
- 納豆
だけど、どれにする？

レナ、食べ物を選択する。

ケティル「…たのしみだね。
レナ（台所に進んで）「これだよね、ケティル。
ケティル「うん、お姉ちゃん。

レナ、食べる。

トムヤンクン

レナ（汗）「ねえケティル、どうしてこのスープ、甘いのに辛くて、辛いのにすっぱいの?
ケティル「うん。だからおいしいでしょ?
レナ（汗）

くさや

レナ（飛び上がる・汗）「ちょっと! これ、腐ってるわよ?!
コック（怒）
ケティル「そういう料理なんだよ。
レナ（汗）「あっ、失礼しました。
レナ（？）

納豆

レナ（！）「おくちくさーい?!
ケティル「キスできなくなっちゃった?
レナ（汗）

クレープ屋

兄ちゃん「よう、クレープ食わねえか?
ケティル「ねえお姉ちゃん、クレープ食べようよ。

選択肢1; 買ってあげる

註) 100フォル以上ならば減るが、それ以下でもなぜか買える。その場合はフォルは減らない。

兄ちゃん「そうこなくっちゃ。
ケティル「えっ、いいよ。ボク自分で買うよ。
レナ（ケティルに向かって）「いいの。お姉ちゃんにおごらせて。
ケティル「ありがと、お姉ちゃん。

クレープにぱく附く

ケティル「もぐもぐ、おいしいね。

選択肢2; 買ってあげない

レナ「ダメ。甘いものばかり食べてると、虫歯になるでしょ。
ケティル「ちぇー。家政婦さんみたいなこと言うんだな。
レナ（？・ケティルに向かって）「なあにそれ? お母さんじゃないの?
ケティル「…ママはボクのことなんか気にしないから…。
レナ（…）

アイスクリーム屋

売り子「おいしいアイスクリームはいかがですか?
ケティル「ねえお姉ちゃん、アイス食べようよ。

選択肢1；買ってあげる

レナ「オレンジシャーベットをひとつください。
ケティル「えっ、いいよ。ボク自分で買うよ。
レナ（ケティルに向かって）「いいから。オレンジの方でよかった?
ケティル「うん。ありがとう。

シャーベットを食べ始める。

ケティル「冷たくておいしい。

選択肢2; 買ってあげない

レナ（ケティルに向かって）「ダメ。冷たいもの食べすぎると、おなかこわすでしょ。
ケティル「いいよ別に。だれも心配する人なんていないんだから。
レナ「何言ってるの。お母さんが心配するじゃない。
ケティル「ママが心配したことなんて、一度もないもん。
レナ（…）

洋服屋ゴルゴ

ケティル（進み出て・！・店を歩き回る）
レナ（？）
ケティル（棚を見ようと飛び跳ねて・汗・他の棚を見る）
ケティル（！）「ねえお姉ちゃん達、だれかここの洋服着てみてよ。誰が一番似合うのかな?

クロードを選択

ケティル「やっぱり、クロードお兄ちゃんだ。
クロード（進み出て）「えっ、ぼくかい。カッコよくなるかな。どれだい、ケティル。
ケティル「これだよ、お兄ちゃん。
クロード（汗）「…着替えるまであっち向いてくれないか。
客「クスッ。

クロード、着替えが終わる。

クロード「仕方ない、こっちをむいてもいいぞ。
ケティル（汗）「あっははは。おもしろーい。
レナ（汗）「やめて、おかし…。
クロード（怒）
ケティル（汗）「ごめんなさい…。
レナ「ごめんなさい、そんなに気分を悪くしたなんて…。

レナを選択

ケティル「これは、レナお姉ちゃんだな。
レナ（進み出て）「えっ、わたし。（洋服の前、クロードに向かって）似合うかな? （ケティルに向かって）どれかな、ケティル。
ケティル（服を取って）「これだよ、お姉ちゃん。
レナ（汗・クロードに向かって）「うーん、着替えるまでちょっとむこう向いててよ。

レナ、着替える。

レナ「…見ても、いいわよ。

全員レナを見る。

ケティル（汗）「あっははは。おもしろーい。
クロード（後ろを向いて・笑）「わは、わはははは…。
レナ（汗・元に戻って・怒）
ケティル（汗）「ごめんなさい…。
クロード「悪かった、あやまるよ…。

ケティル「でも、楽しかった。今度は友達と来たいな…。
レナ・クロード（ケティルに向かって・…）

子供達のもとへ

逃げ腰のケティル、拒否する子供達

ケティル（逃げ出そうとして・汗）
レナ「ケティル!
ケティル（汗）「う、うん…（子供達の前に進む）
クロード「ねえ君たち、ケティルといっしょに遊んでくれないかな?
男の子「えー、ケティルとー?
女の子「お金持ちのうちの子とは遊びたくないなー。
クロード（怒）「そんなの、理由になってないじゃないか。
男の子「だってうちのかあちゃんが言ってたぜ、『金持ちの家の子と遊ぶんじゃない』って。
女の子「そう、うちのママも言ってたよ。
レナ（怒）「そんなの、遊んでいる時に関係あるの?
ケティル（…）
クロード「ケティルは、ずっとみんなと遊びたいと思っていたんだ。その気持ちの方が大切じゃないかな。

子供達、顔を見合わせる。

分かり合えた子供達

男の子（進み出て）「ケティル…本当にボクたちと遊びたいの?
ケティル「…うん。
女の子（進み出て）「じゃあ、遊びましょうよ。本当はわたし、いっしょに遊んでみたかったんだもん。
男の子「ボクも、ケティルがどんなヤツか気になってたんだ。
クロード「よし決まり! ケティル、遊んでこい!
ケティル（クロード達に向かって）「でも、お兄ちゃんたち…。
レナ（進み出て）「いいのよ。私たちは船に乗らなきゃいけないし。
ケティル（子供達に混ざって）「…、ありがとう。
男の子「ケティル、こっち、こっち。
子供たち「わ～い、わ～い。

子供達、ケティルと共に遊び始める。

クロード（頷いて）「やっぱり子供は、みんなで遊んでるのが一番だもんな。
レナ（クロードに向かって）「クロードって、やさしいのね。
クロード「そうかな。それより、僕たちの方はどうなったのかな?
レナ「行ってみましょうか?

出航…か？

船長「お、あんたらか。もうすぐ出発できそうだぜ。
レナ「本当ですか?
船長「ああ。待たせてすまなかったな。しかし、最後に荷物を1つ入れたいんで、あんたらも最終的な荷物のチェックと買い出しをして来るといいだろう。
レナ「分かりました。

迫り来る災害…クリク崩壊

大震災

再び揺れる。

レナ（？）「ゆれた…?

揺れが始まる。

レナ「えっ、また…。

揺れが激しくなる。

？？？？「だれか、たすけて～。
レナ「きゃっ。
レナ（飛・汗）「高いところへいかなくちゃ。
ばあさん「じいさん、じいさんや。
じいさん「ふが、ふが。
？？？？「きゃああ～～～。

街が地震で崩壊する!

震災後

レナ「まだ、みんなと話をしていないわ…。
レナ「よかった、船長さん、無事だったんですね。
船長「ああ、奇跡もいいところだぜ。だが、他の乗組員は全滅だ。あいつを除いてな。
レナ（…）
紋章術師「私もおどろきましたよ。奇妙な風と、地面の鳴動が聞こえたものですから。
レナ「あの、これからどうするつもりですか?
船長（ぐちゃ）「船がなくなっちまったからな。何もできねえよ。
レナ（…）
船長「あんたらに関して言わせてもらえるのならば、エル大陸に渡る手はないでもないがな。
レナ（！）「本当ですか?
船長「とりあえず、クロス王の通行証をお返ししておこう。

通行証を手に入れた

船長「あんたらは、そのクロス王の通行証を持ってラクール大陸をめざせ。そして、ラクール王の許可をとれば、エル大陸行きの船も出してもらえるだろう。
レナ「ラクール大陸…。
船長「ちょっと遠回りだが、あせらずに行ってもらいたい。ラクール大陸に渡るには、クロス大陸の東端にあるハーリーという港街に行けばいい。
レナ「ハーリーですね。
船長「だが、ハーリーに行くまでに、マーズという村がある。クリクではもう休めないから、マーズでもう一度、旅支度を整えるのがよかろう。
レナ「マーズですか。
船長（…）「しかしこんな事になっても、まだエルに行こうってのかい? 物好きだね、あんたらも。
レナ（汗）

さらなる災禍

船長（！）「なっ、なんてこった。
レナ（沖を見て・！）

大津波で街が水没してしまう!

高台にて

ケティル（！）
レナ（！・進み出て）「ケティル! よかった、無事だったのね!
ケティル「お姉ちゃん!
レナ（見回して）「他のともだちは?
ケティル（汗）「…1人は見つかった。でも、あとの1人はわかんない…。
レナ「そう…。（！）「お母さんは無事?
家政婦「奥様は地震が来る前にクリクを出ているので、おそらく平気かと思われますが…。
レナ「ならよかったわ。
ケティル「…お姉ちゃん。
レナ「なに?
ケティル「お姉ちゃんも、助かってよかった。
レナ「ありがとうね。

スターオーシャン2台詞集 レナ篇 その4