スターオーシャン2台詞集 レナ篇 その1
アーリア村
はじめ
- レナ「いってきまーす。
- レナの母親ウェスタ(以下ウェスタ)「待ちなさい!
- レナ「なあに? お母さん。
- ウェスタ「何じゃないの! 昨日もおとといも行ったじゃない。今日はやめておきなさい。
- レナ「だって、あそこにいると なんだかすごく落ち着くんですもの。
- レナ「ねえ、ダメ?
- ウェスタ「ダメですよ。ソーサリーグローブが落ちてから、色々とおなしな事が起きているでしょう。昨日の夜にも 大きな地震があったし…。動物たちも狂暴化しているって話じゃないの。危ないから行くのはやめなさい。
- レナ「いってきまーす。
- ウェスタ「あ、待ちなさい。
- ウェスタ「本当に… あの子は神護の森が好きなのね。
家を離れる
- レナ「ふう、あぶない、あぶない。もうお母さんたら うるさいんだから…。早く神護の森に行こう。
北側から出ようとする
神護の森
- レナ「…ふう。やっぱり神護の森に来ると落ち着くな。今日はもう少し奥まで行ってみよう。
- レナ「気持ちいい…。ホントに、お母さんも心配性よね。ちっともあぶなくなんてないんだから…。
- ????「あぶない! うしろ!
- レナ「えっ?
モンスターに遭う
戦う。戦闘後
- ????「ふう。なんとか間に合ったな。
- レナ(なに、この人? 変な服… それに、あの光…? 魔物を一瞬にして…。
- レナ「あの…私…。
- ????「大丈夫だったかい? 危ない所だったね。ところで、ちょっと聞きたいんだけど…。
(レナ、逃げる)
- ????「あ! ちょっと待って…。
- レナ(ビックリしたぁ…。突然、近寄ってくるんだもん。…でも、逃げちゃって悪いことしたかな。) あの人、待って…って言ってた。
- レナ「こないのかな…。
- ????「良かった。待っていてくれたんだね。
- レナ「すみません、逃げたりして…。
- ????「いや、その…。
- レナ「あの…私、突然の事だったから、ちょっとビックリしちゃって。
- ????「はは、怖かったかな?
- レナ「は、はい、すこし。でも本当にすみませんでした。助けていただいたのに…。
- ????「いいんだよ。別に。それにこうして待っててくれたじゃない。
- レナ「あ、申し遅れました。私はレナ…レナ・ランフォードといいます。
- ????(汗)「あ、ぼ、僕はクロード。クロード・C・ケニーです。よろしく。
- レナ「クス。よろしくお願いします。
- レナ「ところで…クロード、さん? さっき何か言いかけてましたけど…。
- クロード「あ、そうそう。大した事じゃないんだけどさ…。ここって…どこなのかな?
アーリア村へ
- レナ「旅の方なんですか?
- クロード「え、うん。…まあ、そんな感じかな。
- レナ「どこからいらっしゃったんです?
- クロード「地球…からなんだ。
- レナ「…チキュウ? どこですか、そこ?
- クロード「そうだね、うん。何て言ったらいいのかな。そう…遠い場所だよ。ここからは…多分、ものすごく。
- レナ「…遠いところ、ですか。すごいですね。
- クロード「うん…そうでもないんだけど。
- レナ「…クロードさん。この橋の向こうがアーリアです。
- クロード「へぇ、あそこが君の住んでいる村か…。でも、いいのかい? いきなりおじゃましちゃって…。
- レナ「かまいませんよ。助けていただいたお礼もしたいですし…。
- クロード「そんな、別にいいよ…大した事はしてないんだから。
- レナ「フフ、とにかく気にしないで下さいね。大したおもてなしはできませんけど…。
クロードと共に、アーリア村へ
- レナ「ようこそ。アーリアへ。
- クロード「へえ、キレイな所だね。
- レナ「そうですか? ありがとうございます。
- クロード「うん…いい所だね。気持ちいいや…。
- クロード「そうだ、よかったら村を案内してもらえるかな?
- レナ「ええ、いいですよ。分かりました。
村の外に出ようとする
- クロード「レナ、村の中を案内してくれるんじゃないのかい?
- レナ「あ、そうでしたね。
村の人々との会話
- レナ「おじいさん、こんにちは。
- 老人「おお、レナか。今日も元気じゃのう。
- 若い娘「あら? その人…レナの知り合いなの? …彼氏?
- レナ「この人は恩人なの! そんなんじゃないんだったら!
- 若い娘「ふふ、ムキになっちゃって。カワイイんだから。
- レナ「もう!
- ルシオ「レナおねぇちゃん、最近アレンお兄ちゃんこないね?
- レナ「そうね。どうしたのかしらね?
- クロード「レナ、アレンお兄ちゃんて…?
- レナ「え、あの、幼なじみなんです。隣町の人なんですけど…。
- クロード「そうなんだ…。
- おばさん「あら、レナちゃん、その人はどなた? 見かけない顔だけど…。
- レナ「クロードさんです。旅をしている途中なんですって。
- おばさん「あら、そう。どうりで知らない人だと思ったわ。
教会
- レナ「ここはアーリアの教会です。村の結婚式とかはここでやるんですよ。とてもまじめな神父様がいらっしゃって いつもみんなの相談にのってくださるんです。
- クロード「へえ、立派な人なんだね。
- レナ「はい。みんなとても頼りにしています。
教会:男の子と
- 男の子「レナおねえちゃん、今日は勇者様のお話はないの?
- レナ「ごめんね、今日はお姉ちゃん、このお兄ちゃんを案内しなきゃいけないから…。
- 男の子「うん、分かった。また今度ね。
教会:神父と
- 神父「おや、レナ…珍しいですね。今日は神護の森には行かないのですか?
- レナ「行ってきたんですけど、色々あって…。
- 神父「そうですか。最近は神護の森の動物もおかしくなってきています。気をつけるのですよ。
民家1
- レナ「ここは最近結婚した新婚さん夫婦の家です。見ている方が恥ずかしくなるくらい仲がいいんです。
- クロード「そうなんだ。
- 妻「ちょっと、レナちゃん、彼氏、なかなかカッコイイじゃないの。
- 夫「おや、レナちゃん。その人は彼氏かい?
雑貨屋
- レナ「ここはハーンさんの雑貨屋さんです。みんなの役に立つものを売ってるんですよ。
- クロード「なんだかいい匂いがするね。
- レナ「それは薬草(ハーブ)の匂いですね。
- クロード「薬草…?
- レナ「傷を治したりする薬ですよ。旅の必需品じゃないですか。
- クロード「そうなんだ。薬草か…。はじめて知ったよ。
- レナ(汗)「知らなかったんですか?
- クロード「うん。
- レナ「よく今まで無事でしたね。
民家2
- レナ「ここのウチのお父さんは大工さんなんです。今は隣町で大きな仕事をしているらしくて家にない事が多いんですよ。
- クロード「子供たち二人だけで留守番かい?
- レナ「ええ。ちょっと可哀相ですよね。だからできるだけ話相手をしてあげているんです。
- クロード「やさしいんだね、レナは。
- レナ(汗)「そんな事はないですよ。
- クロード「ははは。
- レナ「もう!
- 男の子「レナ姉ちゃん!
- 女の子「レナお姉ちゃん!
- レナ「今日もお父さんはお仕事?
- 女の子「うん、もう二週間も帰ってきてないの。
- 男の子「でも大丈夫さ! 妹はボクが守るんだ!
- 女の子「うん、私、寂しくないよ。お兄ちゃんもいるし、レナお姉ちゃんも遊んでくれるモン!
- 男の子「今日はお話してくれないの?
- レナ「ごめんね、今日はちょっと忙しいんだ。また今度ね。
- 男の子「分かった。
- 女の子「うん。約束だよ。
村長レジスの家
- レナ「ここはアーリア村の村長様の家です。とても物知りな方なんですよ。…でも今はいらっしゃらないみたいですね。
レナの家
- レナ「ここは私の家です。少しウチの中を片付けてきますから、ちょっと外で待っていてもらえますか?
- クロード「うん、いいけど。
- レナ「すぐもどって来ますから。
家の中
- ウェスタ「あら、おかえりなさいレナ、どうしたの?
- レナ「お母さん、大変な事が起きたの。
- ウェスタ「何よ、オオゲサねぇ。
- レナ「オオゲサなんかじゃないのよ。現れたのよ、勇者様が!
- ウェスタ「え?
- レナ「勇者様よ、伝説の勇者様。分かるでしょ? とうとう私たちを救う勇者様が現れたの!
- ウェスタ「レナ、あなた…それは確かなの?
- レナ「うん。見たことのない服を着ているし…『光の剣』も持ってた。
- ウェスタ「『光の剣』?!
- レナ「うん。神護の森で不思議な光で助けてもらったの。あれは絶対『光の剣』だと思う。
- ウェスタ「…その人はどこにいるの?
- レナ「今、家の外に…。
- ウェスタ「レナ、ちょっと…。
- レナ「えっ?
- クロード「あの〜、すみません…。
- レナ「クロードさん! どうしたんですか!?
- クロード「いや、いつまでたっても君が出て来ないからさ。どうしたのかなと思って…。
- レナ「あ、すみませんでした。もう少し外で待っていてもらえますか?
- クロード「え、うん、じゃあ、村の中を散歩していてもいいかな?
- レナ「ええ、ぜひそうしていてください。
- レナ「ふう、ビックリしたぁ。
- ウェスタ「レナ、今の人?
- レナ「うん。
- ウェスタ「…大丈夫かしら? あの人を一人で放っておいて。
- レナ「大丈夫…だとは思うけど。
- ウェスタ「レナ、あなた今の人をウチに呼んでらっしゃい。その方がいいわ。そうね、そうしましょう。
- レナ「分かった。呼んでくる。
上に登ろうとする
クロードの探索
- レナ「お母さん、私の言った事 信じてくれたんだ…。
- ウェスタ「当たり前でしょ。自分の娘なのよ。
- レナ「ありがとう。
村の外に出ようとする
- レナ「今はどこかに出かけてる場合じゃないわね。
- レナ「森に行ってもしかたないわ。
民家1
- 夫「ん? さっきの彼氏かい? 見かけてないなあ。そうそう、見かけないと言えば、ディアス・フラック君はどうしてるんだろうね。
- レナ「え…あ、そうですね。
- 妻「もう何年になるのかしら…? ディアスさんがアーリアを出て行ってから。
- 夫「まあ、彼の気持ちも分からなくはないけどね。
- 妻「確かに痛ましい事件だったもの。でもねぇ…。
- レナ「あ…私、もう行きますね。
クロードを見附ける
- レナ「クロードさん、お待たせしました。
- クロード「あ、レナ。…もういいのかい?
勇者の伝説
レナの家でもてなし
- クロード「おじゃまします。
- ウェスタ「あら、レナ、早かったのね。でもよかったわ。ちょうど今、支度が終わったところよ。
- レナ「支度…って?
- レナ「お母さん、なに、この料理の山は…。
- ウェスタ「おいしそうでしょ? 母さん、腕によりをかけて作ったんだから。
- レナ「そうじゃなくて!
- ウェスタ「なに? 食べないの? あなたを助けてもらったお礼にクロードさんに食べてもらおうと思ったんだけど…。
- レナ「それは分かるけど…多すぎない?
- ウェスタ「そう? 若いし、たくさん食べるかなと思って。クロードさん、お腹すいてますよね?
- クロード「まぁ、それなりに…。
- ウェスタ「ほら、ご覧なさい。男の子はこれくらい食べるものなのよ。クロードさん、たくさん食べてくださいね。
- レナ(ぐちゃ)「もう、お母さんたら…。
- クロード(汗)「は、はい…。
一時間後
- クロード「うえっぷ…。もう入らないや。ごちそうさま。
- レナ「無理しないで残してもよかったんですよ。…大丈夫ですか?
- クロード「平気平気。僕の胃は丈夫だから…。
- レナ「もう、お母さんたら作りすぎよね。
- クロード「でもすごくおいしかったよ。僕の母さんじゃ、こうはいかないな…。
- レナ「ふふ、お世辞でもうれしいです。喜んでもらえてよかった。
- レナ「私は下で後片付けを手伝ってきますね。少しの間二階でゆっくりくつろいで下さい。
- クロード「うん。少し休ませてもらうよ。
村長を呼びに
- ウェスタ「レナ…あの人は?
- レナ「うん。おなかいっぱいだって。今、上で休んでもらってる。
- ウェスタ「そう…レナ、今の内に村長様を呼んでらっしゃい。もう暗いから気を付けて行くのよ。
- レナ「うん、行ってくる。
村の外に出ようとする
村長の家
- レナ「村長様!
- レジス「何じゃ、騒々しいぞ、レナ。
- レナ「村長様、そんなのんきにしている場合じゃないんです。早くウチに来て下さい!
- レジス「いやはや、一体何が起こったというのじゃ?
- レナ「とうとう、『勇者様』が現れたんです!
- レジス「な…なんじゃと!?
- レナ「本当です! だってその人『光の剣』を持ってるんです!
- レジス「『光の剣』じゃと!!
- レナ「『異国の服』も着ているし…間違いありません! あの人は伝説の勇者です!
- レジス「うむむ…何たることじゃ…。
- レジス「それで、レナ。その者をどこで見たのじゃ?
- レナ「神護の森です。私が魔物に襲われた所を『光の剣』で助けてくれたんです。…今は私の家にいます。
- レジス(…)
- レナ「本当なんです。それにその人は、ここがどこだか分からないのに、『旅をしている』なんて言ったし…。どこから来たのかもよく分からないんです。おかしいと思いませんか?
- レジス「確かに…妙じゃな。おまえがウソをつくような子でない事はよく知っておるが…。
- レナ「村長様…。
- レジス「まあ、会ってみない事には始まらん。…とりあえず話を聞いて見るとしよう。
- レナ「はい!
家に戻る
- レナ「お母さん、ただいま。
- ウェスタ(汗)「どどど、どうしよう? レナ。
- レナ「どうしたの、お母さん? そんなに慌てて…。
- ウェスタ「だって。
- レナ「だってじゃなくて、どうしたのって聞いてるの。
- ウェスタ「言っちゃった。
- レナ「何を…?
- ウェスタ「『勇者様』の事…。
- レナ「えーっ、言っちゃったのー? それで、クロードさんは?
- ウェスタ「まだよく分かってないみたいだけど…。
- レジス「いいから、落ち着きなさい。彼もまだ事態を理解しておらんのじゃろ?
- レジス「あなたがクロードさんですか。初めてお目にかかります。わたしはこの村の長をしております、レジスという者です。
- クロード「クロードです。
談合
- レジス「神護の森でレナを助けていただいたそうで。感謝しております。
- クロード「いえ…。
- レジス「ところで、レナから聞いたのですが、旅をしている途中だそうですな。
- クロード「いや、そんなオオゲサなものでもないですけど…。
- レジス「どこへ行かれるおつもりですか? クロス王国、それともラクール大陸ですかな?
- クロード(汗)「あの、それは…その…。
- レジス「ここがどこかも分からぬ上に、目的もはっきりしない。妙な旅人でございますな。
- クロード(…)「何が言いたいんですか?
- レジス「…無礼を承知で申し上げます。クロードさん、あなたは嘘をついていますな。あなたはただの旅人ではありますまい。
- クロード(…)「旅人じゃなかったら、何なんです?
- レジス「おそらく異世界の者…、伝説の勇者。旅人というのは世を忍ぶ仮の姿。違いますか? あなたは我々を助けるべく訪れた勇者様でございましょう。
- クロード「ええっ?! ちょっと待ってください、何を根拠に、そんな…。
- レジス「根拠なら我々の地方の伝承に、次のような言葉があります。『この地エクスペル、脅威に襲われ、民、苦しむ時、異国の服をまといし勇者あらわれん。彼の者、光の剣を携え、人々を救いたもう』…と。あなたは異国の服をまとい、光の剣をお持ちじゃ。これ以上どんな理由をお求めになる?
- クロード「そんな、『光の剣』なんて僕は持っていませんよ!
- レナ「そんな…私を助けてくれた時には眩い光を放つ武器を使っていたじゃないですか!
- クロード「それは…。
- ウェスタ「この人は違うのでしょうか?
- レナ「そんなことない!
- レジス「うむむ…。
- クロード「『光の剣』に関しては分かります。光の剣ではありませんが、確かにそういう武器を持っています。でも、だからといって 僕が勇者であるというのは 何かの間違いのような気がします。
- レナ「どうしてそんな事言うんですか?
- クロード「だって、本当に勇者じゃないんだ。僕にそんな力はないよ。そもそも何が起きているのかも分からないし…。いきなり助けろって言われても…。
- レナ「…本当に知らないんですか? ソーサリーグローブのことも、異変の事も…。
- クロード(…)
- レジス「この村に起きているのではありません。世界全体に異変が起きているのです。
- クロード(…)
- レジス「本当にご存じないようですな。説明いたしましょう。
語られる真実
- レジス「今から三ヶ月前のことです…。この村から北西に位置する別の大陸に、エル王国という国があります。
- そのエル王国の領地の一つ、エルリアの町に、ある日突然隕石が落下しました。
- 始めはただの、珍しい隕石だと騒がれていただけだったのですが…。やがて異変がおこりました。
- 平和だったエル王国に突如、多くの魔物の群れが出現し、暴れ始めたのです。
- 今までそのような事は全くありませんでした。その隕石が落ちる前までは…。
- 関連付けて考える方がおかしいとお思いになりますかな?
- 我々は墜落した隕石を、魔の石、『ソーサリーグローブ』と呼ぶようになりました。
- どう考えても、あの石が全ての厄災の元としか考えられないのですから。
- レジス「ソーサリーグローブが突然降って来たように、あなたも突然現れた。あの石が全ての厄災の元なら、それを断ち切ることができるのは、あなたしかいない、そう思ったのです。
- クロード「でも、僕は…。
- レジス「今、世界に異変が起きつつあります。今までになかったような群発地震…動物たちの魔物化。いずれはこの村にも厄災が降りかかるでしょう。
- クロード(…)「でも…僕は…ぼくにはそんな力はないんです。厄災を引き起こすような隕石を相手に出来る訳がない。
- レジス「それではあなたは、どこからやって来て、どこへ行こうというのです?
- クロード「…それは…うまく説明できません。説明しても分かっていただけるかどうか…。ただ言えるのは、僕は自分の意志でここに来たのではなく、事故によってここに来たということです。そして、なんとかして、本来いた場所に戻りたい…。それだけなんです。
- レジス(…)「漠然としていて分かりにくいですな。
- クロード「でも…そうとしか言えません。
- レジス(…)「そうですか…。そこまで強硬に否定しなさる以上、あなたのおっしゃる事はきっと真実なのでしょう。本当に…あなたは勇者様ではないのですな…。
- レナ「そんな…。
- クロード(…)「すみません。結果的に期待を裏切る形になってしまって…。
- レジス「いや、こちらが勝手に勘違いしただけです。あなたが気に病む事はありますまい。
- ウェスタ「ごめんなさいね…。
(レナ、外に出る)
- レナ「そんな…絶対そうだと思ったのに。『異国の服』も『光の剣』も持ってるのに…。