一人旅の豆智識;調合
「調合」アビリティーについて
「調合」のメリット
- 薬師にさえなることが出来れば、比較的容易に取得できるアビリティーです。ただし薬師になるためには、パワーソースである「土のクリスタル」のかけらを取得する必要があるため、ゲーム開始後すぐに、というわけにはいきません。
- 快復から攻撃、攻撃補助や防禦に至るまで、一つのアビリティのみで幅広くサポート出来、かつ魔法では得られない特殊効果も存在します。
- 防禦効果がある調合の中には、死亡しても効果が持続するものも存在します。一人旅ではメリットには成り得ませんが、メインメンバーが抜けてしまった時のボス戦(例えばレナではメリジェーヌ戦)では、この点は極めて重要になって来ます。
「調合」のデメリット
- 調合に必要な薬剤などが必要になります。とかくお金が少なくアイテムを多く買えない前半部では、対した効果を期待できないかも知れません。また、攻撃力のある調合のほとんどは、亀の甲羅/龍の牙/ダークマターが必要になりますが、これらも前半部では少々手に入りにくいアイテムです。
- 全体に効果を及ぼすものが全くありません。多くの敵を相手にするときには不利になります。逆に言えば、一人旅では快復や防禦の効果は単体で全く構わないので、それほどデメリットとも言えません。
一人旅で有用な調合
特に役に立つ効果を列挙しておきます。
レジストファイア/アイス/サンダー({エーテル/フェニックスの尾}+{毒消し/目薬})
属性攻撃で快復が行えます。これらを全てかけることが出来れば、大抵の直截魔法やブレス攻撃はへっちゃらになります。一部のボス戦では、相手の攻撃を全く無力化出来ます。
ドラゴンアーマー(龍の牙+フェニックスの尾)
リフレクとシェルの効果のある、唯一の調合です。一人旅では白魔法を持たせる余裕がないので、ボス戦では手放せません。
エクスポーション(エーテル+ポーション)/ハーフエリクサー(エーテル+ハイポーション)
エーテルさえ溜め込んでおけば、比較的コストパフォーマンスが高い調合となります。
エクスポーションはボス戦で、ハーフエリクサーはレベル上げで、それぞれ活躍するかと思われます。
祝福のキッス(聖水+乙女のキッス)
いかなる敵においても、特殊攻撃を封じることが出来ます。一部の敵では、この調合の前には一切無力化することもあります。
ただし副作用として、標的の物理攻撃力と素早さが上昇します。相手を選ばないと、逆にこちらが不利になる場合もあります。
亀の甲羅割り(亀の甲羅+毒消し)
相手の物理防禦値を半減させます。いかなる敵に対しても効果があり、重ね掛けも出来ます。
対神龍/オメガ戦では必須です。とりわけオメガ戦では、デフォルトでは効きにくい「メテオ」や「フレア」、各種青魔法でダメージが与えられるようになります。その他の敵に対しても、非常に有効です。
ドラゴンパワー(龍の牙+{ポーション/ハイポーション})/サムソンパワー(聖水+毒消し)
- 自分のレベルを一時的に上昇させます(前者は20, 後者は10上昇)。強敵を相手にする時は必須です。
- ドラゴンパワーはレアアイテムの龍の牙を使用するため、時間稼ぎが出来る限りは、サムソンパワーを使ったほうがベターです。
- 自分の能力を上げるのみならず、敵のレベルを調整する時にも使えます。相手のレベルによって効果のある各種青魔法(ゴブリンパンチ, レベル3フレアなど)に対して、特に有効です。
巨人の薬(龍の牙+エリクサー)
最大HPを倍加させます。強力な攻撃を繰り出す最終ボス戦では必須となります。
薬師の「飲む」アビリティで代替可能です。単にHPを上げたいだけならば、こちらの方が断然コストが安く済みます。ただし「飲む」アビリティで出来ることは限られているので、状況により使い分ける必要があります。
自分のHP値によって攻撃力が変わる「ホーリーブレス」「ドラゴンブレス」「ポイズンブレス」を使う際にも有効です。
各種ブレス攻撃
いずれも、初期段階で入手困難な「龍の牙」を使うため、すぐには活用出来ないかも知れません。ただし、第二/第三世界では比較的入手しやすくなるため、最も利用機会が多くなる攻撃になるでしょう。
- ホーリーブレス(龍の牙+聖水)
- 自分の現HP値の分だけ、聖なる属性のダメージを与えることが出来ます(弱点をつけば、威力は倍加します)。巨人の薬などでHPを上げておけば、対エクスデス戦(エクスデス城)で最も有効な攻撃となり得ます。
- ドラゴンブレス(龍の牙x2)
- 自分の現HP値の分だけ、炎+稲妻属性のダメージを与えることが出来ます。ただ、只でさえ入手困難な龍の牙を二つも使うため、あまり利用価値はないかも知れません。
- ダークブレス(ダークマター+龍の牙)
- 青魔法の????と同様、最大HPと現在HPとの差が与えるダメージになりますが、こちらは確実に効果がありますし、バリアで跳ね返される心配もありません。属性魔法しかしてこない敵など、確実にHPを減らされる心配が少ないボスキャラクタには最適でしょう。
ライフガード(聖水+フェニックスの尾)
即死攻撃を防げます。一人旅では即死=全滅なので、使う頻度は高いでしょう。
ボーンメイルでも一応代替可能です。ABP/ダークマター稼ぎでエクスデスソウルを狩りまくる際には、こちらの方が良いかも。
「死の宣告」は防ぐことが出来ません。
デスポーション(ダークマター+フェニックスの尾)
相手を即死させることが出来ますが、大抵は、ボーンメイル装備時の唯一のHP快復手段として使うことが多いと思われます。
ドレインキッス(亀の甲羅+乙女のキッス)
- 相手のHPを吸い取って自分のものに出来ます。快復と攻撃を同時に行え、与えるダメージもそこそこ大きいので、便利です。
- 黒魔法ドレインと異なり、アンデッドでない限り、確実に効果があります。ただし、与えるダメージは相手の物理防禦にも影響されるので、「亀の甲羅割」と併用すると良いでしょう。
- 亀の甲羅は初期段階でも入手しやすいので、序盤から終盤に至るまで、高い頻度で使える調合です。
調合に必要なアイテム
亀の甲羅
- 前半では、グラストートス(カルナック周辺)から奪うのが最も効果的でしょう。複数体出て来ることもあるので、収集自体は難しくありません。
- 終盤では亀のモンスターが出にくいので、若干手に入りにくくなります。アケローン(次元の洞窟)から盗むのが最も早いかも知れません。
龍の牙
- 第一世界で手に入れる機会は、ほとんどないと言って良いでしょう。ヒュドラ/ハイドラ(いずれもロンカ遺蹟に出現)あたりからもらえなくもありませんが、必ずしも手に入れられるわけではないので、手間がかかります。
- 第二世界では、ドラゴンゾンビ(飛龍の谷の洞窟内)から確実にもらうことが出来ます。剣ブレイクが効くので、時間さえあれば、かなり多くの牙を集めることも可能です。
- 終盤では、経験値/ABP稼ぎを兼ねて、ドラゴンエイビスから手に入れるのが、最も楽です。剣ブレイク+乱れ打ちもしくはリヴァイアサンで片附けましょう。
ダークマター
- 前半部(第一世界)では、プロトタイプが落としてくれます。非常に強い敵ですが、魔獣使いならば「あやつる→自爆」で簡単に倒せます。
- 後半部では、ABP稼ぎを兼ねて、エクスデスソウルを相手にするのが、最も手っ取り早いでしょう。