もう一つのレナ… "Rena"

Renaの紹介

はじめに

利用されている地域

英語圏でも使われておりますが(Lenaに比べるとそれほど多くない)、スペイン語圏/ポーランド語圏でも用いられているようです(メイルにて御指摘を頂きました)。

もっとも、あとで述べる通り、Renaはラテン語を語源としているので、英語圏よりは、むしろスペイン/ポルトガルなどのラテン系民族の間で使われることが多いことと思われます。

Renaの由来

RenaはLenaと同様、何種類かの女性名の「短縮系」です。語源となった名前として、Regina, Marina, Rinaなどが知られております。

実際には諸説存在し、かなり複雑です。

語源に関する考察

Marina

英語のmarineでお馴染みの通り、ラテン語の「海の(of the sea)」という言葉が語源です。同じ源を有する単語として、marina(波止場), mare(月などの闇黒部分), marinade(揚げた肉や魚を酢などの調味料に漬けた料理)などがあります。

Regina

Rina

実はこれ自体、ロシアのIrina, Viktorina, Ekaterinaの「愛称」です。英語圏では、あまり使われていないようです。以下の情報は、SnipeIt!の烏羽玉様より頂きました。

Irina / Ирина
ギリシャ語の「平和」より
Viktorina / Викторина
ラテン語「勝利の」の女性形
Ekaterina / Екатерина
ギリシャ語の「純潔な」より

余談ですが、RINAは「(イギリスの)王立造船技術研究所」(Royal Institution of Naval Architects)の略だそうです。